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屍の降る街で
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作詞 霧闇 |
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変な天気だ 真っ赤な雲が渦巻いて
人を殺した 太陽の返り血のよう
気づいたらもう 体中が赤
赤い雨が降っている
赤い肉が降っている
絶叫しながら 口に入った物
人の指だった
シカバネの降る街で
ひとり、吐き気の中で
かすむ命の価値を
ただひたすらに探した
どこにもなくて どこにもなくて
泣きたくなるのです。
グロい景色だ 吐き気がおさまらないよ
眼球があった 泣いてるように見えていた
僕の中に その瞳が見た
幸せが流れてくる
いくつもの笑顔の中
シカバネの降る街で
ひとり、死臭の中で
消えた命の価値を
ただ呆然と悟った
悲しすぎて、愛しすぎて
泣いてしまうのです。
シカバネの降る街で
ひとり、孤独の中で
消えた命の価値を
ただ音楽と叫んだ
誰も死ぬなよ 殺さないでよ
みんな幸せだったんだ
何千万の涙腺が泣いていた
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