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なにが受験よ
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作詞 心恋 |
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今年の春からはとうとう受験生ね。
この冬から受験勉強しなさいよ?
1日10時間、土日もなしよ。
でも、ちゃんと家の手伝いはしてね?
何がよ。
もう、いい加減にしてよ。
ちょっとなんか言うと
「口答えするな」?
ちょっと、反抗しただけじゃん。
「親のこと何だと思ってるの」?
親だと思ってる。それ以上でもそれ以下でもない。
「自分ひとりで生きてると思ってるの!」?
そんなん思ったこと生憎、一回もないわ。
何?うちは、お前らの人形?
そんなに、勉強が大事?
偏差値が大事?
どこを卒業したかが大事?
もっと、大事なこといっぱいあるでしょ?
実際、良いとこの大学出た人とか
偉い仕事についてる人とか
新聞の一面飾るようなこと
いっぱいしてるやん。
けど、どんなにアホでも、バカでも間抜けでも
卑怯なことしないで、一生懸命生きてる人もいる。
私は、そんな人になりたい。
そりゃね、勉強とかそーゆーのも大事だよ。
あったら、得するし良いこともいっぱいある。
けどね
勉強勉強で押さえつけられて、ストレスはたまって
ねえ、どこでそのストレスをゼロにするの?
すぐに怒鳴り散らされて、悔しくて涙流して
歯を食いしばって、声を殺して
辛いんだ―\―\―\。
何回思っただろう、勉強なんかなくなっちゃえって
―\―\―\この世がなくなれば良いのにっ、て
そう思ったのは、
両手両足で数えるには全然足りない。
涙はとどまることなく私の瞳から流れて
悔しさは、また一つと心に刻み込まれ
頬の痛みは、私をどん底に突き落とす。
もうね、しんどいんだ
勉強なんてねしたくない。
けどね
貴方の喜ぶ顔も見たい。
褒めてもらいたい。
偉かったね。って言ってほしい。
こんな私は我侭だけど・・・しょうがないのかなぁ?
もっと、私を見てよ。縛り付けないでよ。
私は、貴方の人形じゃない。
自分にあった、自分の行きたいそーゆー学校に行きたいの。
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