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【受信メールはありません。】
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作詞 チコの彼女 |
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「ごめん。俺好きな人できた」
なんとなくそんな予\感はしてたよ
「○○のこと好きになっちゃった」
あ〜やっぱり
その子とアンタ出会わせたのあたしぢゃん
「分かった。今までありがとね」
最後の最後まで強がるあたし
可愛くない、素直じゃないあたし
きっと優しいアンタのことだから
イッパイ考えてイッパイ悩んだんでしょ?
きっとズルィアンタのことだから
友達に戻れるなんて思ってるんでしょ?
悔しいから大きな声でなんて泣かなかった
いつも通りにテレビ見て
いつも以上に笑ってみせたもん
でもさすがにずぅずぅしいから
携帯の登録を普通の【男子】ってゆう振り分けに戻すの
それでも着メロは変えられないの
プリクラははがすけど捨てられないの
保護してたメールは保護をはずすの
でも削除する勇気なんてあるわけないの
友達に励まされて、男なんて紹介されちゃって
平気な顔して涼しい顔して笑顔でいる
それでも夜になると決まって
アンタのメール読み返す
だんだん流されて減ってゆくメール
あんなにたくさんあったはずなのにね
それから、しばらく経って
アンタのメールを見ようとすると
【受信メールはありません】って
そこで初めて大きな声出して泣いた
あぁ
本当に何もかも終わっちゃったんだって
もう2度と戻れないんだって
アンタと彼女
会わせなきゃよかったって
あたし、
すごくアンタのこと好きだったんだって
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