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アイオロスメランコリ
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作詞 霧闇 |
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強く吹き抜けて 君の涙を散らした
僕にはこれしか 永延、できないからね
ある日ベッドの上 紅が咲いていた
白い右手をただ 赤く染め上げていた
ああ 神様 あなたは僕を
ああ 弱く 造りすぎました
駆け寄ることも 触れることも
抱きしめることも 泣くことさえ
許されないなんて
風が鳴く朝 君の亡骸
僕はただ日々 壊していくしか
できなくてせめて 粉になった君を
海まで運べたら
強く吹き抜けて 君の欠片を運んだ
僕にはこれしか 永延、出来ないからね
ああ 神様 あなたは僕を
ああ 弱く 造りすぎました
駆け寄ることも 触れることも
抱きしめることも 泣くことさえ
許されないなんて
風が泣く夜 君の元へと
僕は逝きたい けど、風は死なない
一度も笑顔 見せないまま君は
逝ってしまったんだ
連れてってなんて
口のない僕は
言えなかったんだ
風が鳴く朝 君の亡骸
僕はただ日々 壊していくしか
できなくてせめて 粉になった君を
海まで運べたら
せめて
あの広い、地上の空へ
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