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僕の背中を押した風
作詞 アウトレット
凪の海をただ漂う帆船みたいだった僕は
波にもまれ揺れるだけの幽霊船のように見えた
いつからか自分の力で進むことが辛くなって
誰かに手を引っ張ってもらっても 
ただ腕が痛いだけだった

我が侭かもしれなかったけど
誰かに押してもらいたかった

でも弱さを見られるのが恐くて 
何もせずにただ風を待っていた
僕の背中を押す風が隣を通り過ぎたことも気づかずに


凪の海を漂う幽霊船みたいだった僕に
事も無げに羽を休めるカモメのように君は語りかけた
取留めもない話をするうちに僕は気づいた
何気ない会話の中の君の優しさが風を作ってた

大切なことを忘れてた僕は
泣きながら謝った

その時初めて素直になれた
弱さを見られても恐くなかった
僕の背中を押す風が少し吹き始めたことを感じた

ここまで来た道を振り返れば たくさんの風があった
風なしじゃ帆船は進めない 
そんな単純な事も忘れてここまで来た 
いつも誰かが側で・・・

風を作って吹かしていた 
それが追い風でも向かい風でも
僕の背中を押す風に変わって僕を進ませていた 

僕の背中を押した風は 
僕のかけがえのない風達だった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 僕の背中を押した風
公開日 2005/12/15
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 僕がここまで来れたのも、たくさんの人たちの支えがあったからです。家族、友人、先生、クラスメイト・・・感謝を込めてこの詩を書きました。「本当にありがとう」
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