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白の街
作詞 アウトレット
街は今年も 色を逃れる
ゆっくり、そしてひっそりと 気づかれないよう・・・

いたずらに塗られてゆく 信号やビルの 悲鳴を聞いた
むせる色の洪水に 疲れたこの街の 癒しの時

でも雪で出来た冬の旅人には 
色のない顔はかわいそう だから・・・

色鉛筆で色を与えよう
微笑みでこの雪の降る空を見守っていて
冬が終われば 旅立つのだろう
僕の塗った 黒色だけを置き去りにして


この街の景色たち 色を失いすぎて 少し寂しそう
12月の子供達 色がない一本の木を眺めてる

クリスマスツリーの色でさえも
色を失くしている だから・・・

色鉛筆で色を戻そう
子供達の微笑みを引きとめる為に
冬が終われば 帰るのだろう
街にあふれる 世界が塗った色の中へと・・・

街は今年も 色を逃れる
ゆっくり、そしてひっそりと 気づかれないよう・・・
次の季節の色が来るまで
今はゆっくりおやすみなさい 純白の毛布に包まれ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 白の街
公開日 2005/12/12
ジャンル ポップス
カテゴリ
コメント 冬の精霊から見た冬の街。という感じで呼んでください。自分には珍しく季節感を出した詩です。
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