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いちごとコーヒーの日常
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作詞 10$ |
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溶けて流れる日常は
砂糖多めのコーヒーの味
眠気覚ましの一杯が
逆にやる気を飲み干した
くだらない灰色の壁に
つかず離れず歩く日々
どう考えても正解じゃない
そんな道を今日も行く
嘘で固めた戯れ言は
甘い甘いいちごの香り
少し人工甘味料に似た
冬のいちごはえんじ色
息詰まる灰色の空に
押しつぶされて進む日々
どう考えても行きたくない
そんな目的地に向かって
曲がった背中伸ばして
両手ふって歩いた
壁にはいくつも窓があって
それから空は青かった
この手につかむ栄光は
ブラック無糖のコーヒーの色
見渡す限り広がるのは
春を待ついちご畑
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