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キ・ミ・ニ・ア・イ・タ・ク・テ from Tanaka
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作詞 MASAFU |
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君は一人で部屋にいる
誰もいない部屋にいる
そっと窓をのぞいてごらん
きっと知らない人がいる
それは多分あれだろう
近所のおばさん田中さん
あわてて居場所を確かめた
ここは4階のへやだった
部屋の片隅音がした
なにやらもぞもぞ音がした
見たくない見たくない
答えはやっぱり田中さん
朝日のおかげで目が覚めた
昨日の悪夢は去ったのだ
いつもの朝を迎えよう
そばにはやっぱり田中さん
いつもの通学路を君は行く
景色のきれいなあの場所へ
あの坂を上りきれば
そこにはやっぱり田中さん
君には彼女が見えてるか?
もちろん君には見えるよな
あの青い顔、透けて見える景色
彼女はやっぱり田中さん
オカルトマニアのあの子がね
昼食時間にやってきた
田中のおばさん憑いているらしい
早くしないと死ぬらしい
田中さん家に行ってみた
オカルトマニアのあの子とね
家の中は写真でいっぱいだった
君の写真でいっぱいだった
田中さんはもういない
いないはずの田中さん
お墓に入った田中さん
いつでも君のそばにいる
彼女はもしやストーカー?
これほどまでに愛してくれる
そんな彼女を悪く思えない
僕は好きだ田中さん
僕はどうかしたのだろうか?
ときめくこの気持ち
ほてる体、高鳴る鼓動
意識がだんだん遠のいた
僕は空に浮かんでる
下には体が横たわる
僕はだんだん空に上がってゆく
田中さんとあがってゆく
遠くで誰かが泣いている
僕のために泣いている
家族、親戚、友達、
僕の体は焼かれてしまった
田中さんと行く末に
いったい何があるのだろう
縛られた魂が今日も悲鳴を上げる
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