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靴紐が解けてくように
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作詞 M@cky |
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魂(こころ)騙(かた)る暗闇(やみ)の中
その静寂に稲妻が堕ちて
迸った閃光(ひかり)の声は
貴方の耳を泡沫に過ぎてく
どの柩の中にも
手を組み祈るように眠る
刻(とき)を越えた女神の
表\情(かお)に隠された真実が見える
傷を負ってこそ
羽搏ける翼を持つ私は誰なの?
ここに生きてこそ
この意味がわかるのだろう 囁いて
優しい口唇で
信じ難きその言葉
忘れ得ぬ夜に胸に刻まれた
今日も明日も目醒めても
蹂躙(ふみにじ)られた過去(おもいで)を知らぬ儘
渦巻く哀しみさえ
地上深く突き刺さってる
生きて逝くには早い
飾られた罪の道標辿る
愛を知ってから
燃え盛る焔を抱く私が呟く
そこで生きてこそ
永遠の在り方を知る ルビーの胸
高鳴る瞬間に
まだ知らない記憶が
指折る毎にここは満たされてく
嗚呼 残酷な女神よ
そんな純潔の微笑みで貴方を
傷を負ってこそ
羽搏ける翼を持つ私に捧げて
ここに生きてこそ
この意味がわかるのだろう
囁いてもなお
目蓋の裏に映るのはいつも貴方で
素肌は触れ合う
靴紐が解けてくように いつだって
世界は朧夜に
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