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†Mermaid†（人魚姫）
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| 作詞 涼風 |
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出会いは夜 私は歌を口ずさんだ
燃える恋に憧れて
何度も歌ったあの日
突然奇跡は起こりました
目の前はまるで武道
運命の人はそこに居た
止まらぬ鼓動 走り出す想い
引きつけられた私の全て
全部貴方に奪われた
その瞬間 海は暴\走し始めて
私と貴方を引き裂いた
見てるだけで幸せな時間 嵐に奪われて
私の心は焦りで埋った
初めての想い 高鳴る鼓動
私は真っ先に飛び出した
貴方ともっと居たいから
貴方をもっと想ってたいから
こんな想い初めてだったから―\―\―\………
深海は深い
貴方と私の距離 これだけ離れてる
『人間と人魚姫の差』
儚く遠い 貴方の存在
解ってる 解ってる
それでも私は 貴方に近づきたいの
貴方を抱きしめ 海に上がるまで
私は幸せでした
貴方はその後 王女と一緒になったね
私は想い告げられずに
見てるだけで終わりました
こんな想い初めてで
悲しくて 苦しくて
どうする事も出来なくて…
私は帰る 姉にこう告げられた
『このナイフで王子の息の根を止めれば
あなたは泡にならずに済む』
色々な想いが頭を駆け巡る
悔しい 悲しい 苦しい
恋する思い その瞬間掻き消された
貴方の眠る所へ着いた頃
私は何故か泣いた
悲しみが溢れ出て来る
頬に伝う真珠の涙
悲しみになって現れた
悲しい 苦しい
全てを嫌って 貴方の喉元にナイフを向けた
初めて出会った頃の想い
蘇れば 後悔が残った
後悔するのは 嫌だ…
そう思うと私はナイフを捨てた
後悔が残る位なら 私が泡になったほうが良い
そう思った だから捨てた
私は貴方にこう告げる
貴方は幸せになって下さい
一瞬の夢だけど 見せてくれてありがとう
私はやっぱり貴方を殺せません
『あなたが好きだから』
どうか赦して下さい
泡になっても
この想いは消えないから
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