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nightmare
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作詞 月猫 |
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優しい詐欺\師が銃を取り出し
わたしの瞳をひとつ撃ち抜き
残ったひとつで見えた世界は
絶望と虚無に満たされていて
堕ちてゆくのか昇っているのか
どちらにしても行く先は同じで
夜に羽ばたいた悪魔から
届いた手紙を胸に抱き
零れた月光 かき集め
溺れる準備に追われたり
愛しい死神 きれいな指を
わたしの頭にそっとさしこみ
腐敗した脳をかき混ぜながら
異国の言葉で歌をうたって
泣いているのか笑っているのか
どちらにしても痛いのは同じで
闇に漕ぎ出した小船には
わたしの身体が乗っていて
名もないどこかで沈むのを
まどろみの中で待っていて
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