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態度が示すこと
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作詞 優歩 |
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いつもデートのとき遅刻する彼。
やっと来たかと思えば、謝りもなし。
毎回なのであたしはさすがに頭にきてこう言った。
「あなたとたくさん思い出が作りたい!」
そうしたら彼、こう言った。
「俺は思い出なんか作りたくない。」
「お前との思い出なんかいらない。」
「・・・お前を思い出になんてしたくないから!」
ばかやろぉ!!思い出にできないなんて・・・
うれしすぎるよ。。
いつもなんにも言ってくれない彼。
そばにいてくれてるけど、あたしのことほんとは嫌?
不安でココロが溢れそうなので、あたしは聞いた。
「あたしのこと、愛してるの?迷惑じゃない?」
そうしたら彼、こう言った。
「俺、お前のそばにいるでしょ。」
「迷惑だったら一緒にいないよ。」
「・・・お前を愛してるからそばにいるの!」
またそうゆうこと言う!!でもなんだ、あたし・・・
ちゃんと愛されてるんジャン。。
一緒にいると相手の気持ちが見えなくなる時がある。
いつもよりそっけなかったり、笑顔少なかったり。
そんな時、不安で不安で逃げ出したくなる。
このまま別れちゃえば、やめちゃえば・・・って。
でもそうやって逃げ出して終わった恋は後悔するの。
だって、つらいから逃げようって思ってるのは、
まだ相手のことを想ってるのと同じだから。
逃げたってなんにも救われない。
同じ失敗を繰り返すことになる。
もしかしたら相手の態度には意味があるかもって、
何かを自分に伝えようとしてるんじゃないかって、
逃げる前に一回考えてみなきゃ。
大切な何かを失う前に、気づかなきゃ。
・・・そう、思ったんだ。
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