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寒空
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作詞 MISAYA |
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降り出した雪が 道路に落ちて溶けてく
揺れながら舞う粉雪を 君も見てるのかな
見上げた寒空 風が前から吹きつけ
こらえきれず細めた目に 滲んだ街を見た
飾られた街で一人きり 淋しさに埋もれてた
足取りは遅いままで また君を思い出す
今年の今日も二人で過ごせると信じてた
いつもより冷たい風が いつよりも沈んだ僕に
吹きつけるその強さが 胸の奥に刺さる
背伸びして手を伸ばしても 到底君には届かず
薄れてく君の記憶 輪郭も途切れてく
昨日より早く 寒さのせいで目覚める
12月26日 天気は、快晴
雪は積もってく 並木道を隠してる
僕の心に傷までも 隠してほしかった
鳴り止むことのない鐘の音 響き渡るこの空
陽の光はゆっくりと 軌道を辿ってゆく
繰り返し僕を照らす ただ輝きながら
耳に届く君の声も 夢に映る君の姿も
両手に残る温もりも 全部取り戻したいよ
始まればいつか必ず 終わりが来るってことも
解ってたはずなのに 受け入れるはずだったのに
たくさんの思い出たちが 一つずつ消えてくように
崩れてくそのもろさに また涙を流し
拭った涙が濡らした 君からもらったコート
明日からは泣かないように 僕を励ましていた
明日からは泣かないように 今日だけ泣いていたい
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