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SCAR
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作詞 MISAYA |
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大人になることから 逃げ続けて忘れた
幼い日の夢も 不完全な笑顔も
いつまでも癒されず 増してく傷の痛み
消えそうになる度 自分で傷を広げて
これが大人になることだと 言い聞かせてみる
こんな時代に生まれてしまったと 嘆いてもみる
気付けばそうやって また一つ嘘を重ねていた
降りしきる雨に打たれて 濡れて疼く傷から
汚れた血が流れて アスファルトを黒く染める
闇より暗い世界なら 何も見なくて済む
歩き疲れて眠るまで 今はこのまま生きてゆく
いつまで子供のまま 今日を生きるのだろう
手探りで見つけた パズルの一欠片を
集めて繋ぎ合わせて また自分で崩して
終わらせられなくて 現状を繰り返す
これが大人になることなら いっそこのままで
何も変わらずに生きていきたいと 俯いてみる
ありもしない空想を並べ 嘘に埋もれてゆく
吹き付ける風の強さと 微かに見えた光が
触れ合う瞬間から 世界が白く広がって
まだそんな夢に揺られて 失意のまま目覚める
叫び疲れた星たちを 夜空から奪い取るように
降りしきる雨に打たれて 濡れて疼く傷から
汚れた血が流れて アスファルトを黒く染める
闇より暗い世界なら 何も見なくて済む
歩き疲れて眠るまで 今はこのまま生きてゆく
絶え間ない明日の端々 途切れて残る残像
訳も無く焦がれてた あの日さえ今は色褪せ
翳る陽の向こう側には 小さな夢が転がる
いつか落として忘れゆく そしてこのまま生きてゆく
失くし疲れて眠るまで 今はこのまま生きてゆく
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