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空涙
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作詞 wool |
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人間の前に聳え立つ壁は 時が経つにつれ
分厚く 頑丈になってゆく
この壁は何なのか 分からないまま
人間はただ 立ちすくんでいる
でもある日 突然理解する
この壁は人間が 自分自身が越えるべき壁
その壁を越えるためには
遠く続く道を通らなければならない
だけど空涙を流してでも 進まなければならない道なのか
分からない
人間は分からない
その壁を越えようとする人間は
誰かに助けを求め 空涙を流していた
誰かはすぐに騙されて 助けようと必死になる
だから自分の 人生が崩れる
空に向かって 空涙を流す者は
空に対して失礼だ
空は綺麗だけど きっと怒っている
自分が進む道ならば 自分で壁を壊すなり
乗り越えるなりするべきだ
何故 人を頼ろうとする
人に頼って 涙に頼って
それじゃただの弱者だ
だから自分で どうにかしろ
“自分にしか出来ないのだから”
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