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影踏み
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作詞 基河櫂奏 |
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夕日が君を大きくした
真っ黒な君が逃げ回る
僕は後ろから駆けてって
消えそうな君を心配してみたり
傾いた日が
君の姿を消し去ろうとするその前に君を守ろうと
必死で追いかけても
影踏み
無くなる前に
もう1度だけで良いから
太陽が真っ黒になればいい
君は真っ白でずっと消えない
曇りは好きになれない
君に逢えないままだから
僕はあの日からずっと
曇り空しか見ていない
消えかけた影が
消えないように影を踏んでも
僕は君を抑えられなくて
君を失くしたままでも
影踏み
雨が降ったら
もう2度と君に会えない気がして
時計台が傾いて針は消え
君は闇に落ちずっと見えない
消えかけた太陽と
君の影は仲良しみたいで
いつも一緒に消えていく
影踏み
消え去る前に
もう1度僕を叱ってよ
君がいなくなっても
ちゃんと家に帰れるように
影踏み
君は今何処だい?
僕は太陽の下を歩いているよ
君は影に落ちてしまったけど
君は見えなくなってしまったけど
自分の影くらいは
何時でも踏めているよ
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