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君に恋した瞬間 パート?
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作詞 亜李栖 |
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中学2年生・・春のクラス替え。
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]
| クラス表\
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|1年B組 亜李栖・・・・2年A組
| ・・・・・・・2年B組
| ・・・・・・・
| ・・・・・・・
| ○○ ××・・2年C組
[_____________________」
別に好きなわけじゃなかったけど
仲の良かったあいつとクラス、別れちゃった。
「つか・・・A組とC組って遠くない?
教室、1個挟んでんじゃん。遠いなぁ・・」
でも、実際にはたくさん話してた。
顔あわせることも多かったし、
何しろ私の学校、クラス数多くないから。
廊下ですれ違うことも多かった。
けど、教室でいっつも騒いでた相方がいないのは
予\想以上に寂しくて・・・
つまんなくて、つまんなくて。
元々小学校も違うし。
顔どころか名前すら適当だった。
席は近かったけど、授業中も爆睡してるような
お気楽野郎だったから。
まさに、アウトオブ眼中!だったんだけど。
あいつ、休憩時間に足怪我しちゃって。
抉られた脛からは大量の血がドロドロと・・
両脇で友達に肩を借りながら、速攻で保健室へ
行ったけど・・かなりの重症だったみたい。
次の日からは不自由な右足。
しょうがなく、色々と手伝ってあげたのが
「友達」としての始めの一歩。
そのうち、意気投合して。
仲良くなって。
私がしつこいキャラで攻めて、
あいつが悪気のないマイペースなキャラで
私のことを蹴落とす。笑
そんな楽しい日々がいつまでも続くわけがなく、
このクラス替えが僕らのこの関係を崩した。
いなくなって分かる寂しさ。
いなくなってから、気付く切なさ。
本当に人間って学習能\力がない・・・
失ってから気付くんだよね。本当に大切なモノって。
そして、僕は君に恋した。
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