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夜が 明けてしまう…
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作詞 棘棗 |
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路上に捨てられた 僕らの居場所は
そこらの空き缶と一緒だと 笑われた
都会の中心で 空気を奪い合う
必死に生きるけど理由など 欲しくない
見え透いて 薄くなった 僕らの未来を どうか
欲望が渦巻く 世界の真ん中で
足先が凍えて 明日の朝まで 歩けるかな
渇望が押し寄せあう あの場所へ
路上に捨てられた 僕らの居場所は
空き缶の意味と よく似ているだろう
誰も入れてはくれないさ 錆びて腐って
それを見送るだけ
見え透いて 薄くなった 僕らの明日を どうか
理想が渦巻く 世界の真ん中で
波に呑まれて 体が凍えそうだよ
妄想が埋め尽くしてく あの場所へ
どうして どうして
朝の光を浴びた大人たちは 僕らを 僕らを 叱り続ける
どうして どうして
闇に染まり浸る大人たちは 僕らを 僕らを あやし続ける
本当は 上手に生きたいだけなのに
僕らが死んでも きっと誰もが気付きはしない
空き缶と 一緒に
時代を生きるから
欲望が渦巻く 世界の真ん中で
足先が凍えて 明日まで 歩けるかな
渇望が押し寄せる この場所で
夜が 明けてしまう…
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