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朧月の姫御子
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作詞 ERIA |
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月が輝く夜空はあの人のいた夜
月のない夜空はあの人が居なくなった夜
月を見つめるあの人を純粋にスキになっていた
月の出ぬ夜空眺めるたびに あの人のコトなぜかおもいだしてしまう
月の出ぬ夜空は虚しくて 空回りの私の手 ふと見つめる
あの人のコトをスキだと思ったアノ日から あの人は変わっていった
あの人のコトを愛していると自覚したアノ日から あの人はあの夜空に消えていった
知らぬ間に頬には一筋水がつたう
12月の姫御子は悲しげな翡翠の瞳を持ちて
月を見つめる部屋の隅で
月を見れるのに見れない寂しさに浸る
月などキライだと呟いた そんな私が許せなかった
月の出る夜空は星々もキレイに輝くから あの人へ伝えたくなってしまう
月の出る夜空は笑い声が響く 届かぬ神秘の光に手を伸ばす
あの人のコト知ったアノ日は何処へ 何処へ行ってしまったのか
あの人に話しかけたアノ言葉は何処へ 何処にあるのだろうか
頬にはもう水は流れない
12月の姫御子は幼き想いを持たず
月を追いかけて疲れ果ててゆく
そんな愚かな人々をずっとずっと見つめていた
まるで自分を見ているようなキモチになる…何故
月の出る夜空は冬の景色漂う 純粋に月を眺めていたいと想フ
月の出ぬ夜空はドコか悲しげな しかし楽しげな声が入り交じる
あの人のコトはキライだと言った あの日からあの人の瞳は色を失った
あの人の瞳にはキラリとひかる水がにじむ その水をすくい取る
その水は愚かな人々にも流れる
12月の姫御子は長きにわたり我らを見守りし
私にはもうナミダなど流れず あの人を想う ただの人形にしかなれなかった
私の本当の想いは永遠に届く事はないと知った あの日からミズは涸れた
あの人のコトをスキだと思ったアノ日から あの人は変わっていった
12月の姫御子は永久の悲しみに追われ続ける
あの人のコト知ったアノ日は何処へ 何処へ行ってしまったのか
12月の姫御子は永久の孤独に蝕まれ続ける
あの人のコトはキライだと言った あの日からあの人の瞳は色を失った
12月の姫御子は永久の苦しみに冒され続ける
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