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目を閉じれば君がいるから
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作詞 free-end |
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「最近、君がいなくなる夢をよく見るんだ」と
目覚めたら また 涙にかすんで なにもなかった
二人で描いた ふざけた落書き もう見えなくて
語った夢も あの笑顔さえも 思い出せない
あの日二人で見上げた空と 今独りきり見上げる空は
なにひとつ変わりはしない ただ少しだけ色あせて見えた
あの真っ白な雲を探して 僕は今日も空を見上げる
だけど なかなか見つからなくて__
空に向かって手をつきだした
もしあの雲をつかめば きっと
君がいるんだ そんな気がした
僕の隣に君はいなくて
足跡だけが残ってたんだ
氷のように冷たいテノヒラ 頬におしあて
ただ意味もなく涙があふれて 独りで泣いた
何度も見てたこの教室が なんだか急に小さく見えて
あの頃の僕が今の僕見て 「前に進め」と言ってるみたいだ
僕の足元をいつかの風が そっと吹きぬけさよなら告げる
僕はこぶしを握りしめてた__
前に向かって手をつきだして
その手をなでる冷たい風を
包みこんだら 涙流れた
枯葉舞い落ちるこの道をまだ
君と一緒に眺めていたかった
目を閉じればほら君がいるから
涙はいらない かすまぬように
この青空また 見せてあげるよ
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