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運命
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作詞 由愛架 |
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君と別れて何ヶ月かな?もう何年って数えるべきかな?
いつ別れたのかなんて、忘れちゃったよ。あんまり辛すぎて・・・。
だけどこないだ、友達と君の家に遊びに行ったね。
私の友達が来る事は知ってたけど、私が来るなんて・・・知らなかったでしょ?
御免ね。吃驚したでしょ?
ドアが開いて私と君の目が合った時、笑ってあげればよかった。
その後君の部屋に行った時、机の上を見たら、付き合ってた頃に撮った、君と私の写真とか私がプレゼントした物とか、綺麗に並べてあったよね。
私がそれを見つけて君を見たら、恥ずかしそうに
「お茶持って来る」
って言って、部屋を出て行っちゃったね。
あの時、本当に嬉しかったんだよ。
私との思い出、そんなに大事にしてくれてたなんて知らなかったから・・・。
私が「別れよう」って言ったのは、君を何とも想わなくなったから。
そうじゃないんだよ。
君は自然に町の中学校に行ったけど、私は数キロ離れた私立中学校に通うことになったからだよ。
まだその時は、受験するって決めただけで合格するかなんて分からなかったけど、「別れよう」って言ったんだ。
何でか分かる?
君が、私が「受験する」って言ったら、凄く悲しそうな顔をしたからだよ。
離れ離れになるのは辛い。だけど、それが運命なんだ。
それに、離れ離れの君を思い続けるなんて、私には無理だし。
それに君には、もっと新しい恋をして欲しい。
だから別れたの。
辛かった。でも耐えた。
そんな自分を、褒めたくなったよ。
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