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仮想現実
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作詞 唇歯輔車 |
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もし君と別れたら
僕はどうなるかな
砂のお城みたいに
崩れていくのかな
君と交わした言葉も
意味を失くして
君によせた感情さえ
ただ消えるかな
考えるだけで
苦しくなるから
逃げ道を探して
穴を掘って
そこに潜り込み
忘れるんだ
出て来た時には
君はいるのかな
ふと気が付いて
穴から抜け出し
光で溢れた世界に
目を細く窄ませて
人で溢れた世界に
君が見つからない
眩しいんじゃなく
皆が知らない人で
自分だけ仲間から
外れてるみたいで
君がいるって事に
やっと気が付いて
駆け寄ってみたら
また気が付いたよ
隣で笑ってる人は
きっと君にとって
大切な人なんだね
何も言えなくて
俯いて去る僕
どうか幸せでいて
その人にはもっと
優しく出来ると良いね
現実に戻り
怖くなる僕と
そんな事は
知らない君
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