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ひらひらり
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作詞 ツヅラ |
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部屋の奥の片隅の
小さい小窓から見える小さな樹
緑の綺麗な葉っぱが
黄色に色づき落ち始める
家の人は誰もいない
ただ静かに其れを眺めるだけ
何もしたくない
動きたくない
眠くない
喋りたくない・・・・
ひらりひらりと小さな樹から
小さい黄色い葉が落ちる
横には冷めたアップルティー
ああ愛されていたんだな―\と
やっと気づいた
ひらりひらりと落ちていく
小さい黄色い木の葉は
いつしか残り後3枚
むしりとっては楽しそうな
子供たちがいるせいで
冷めたアップルティーが無性に欲しくて
誰でも良いから話しかけたくて
最後の葉っぱが落ちると同時に
駆け出した―\・・・部屋
誰もいないことは知っている
一人ぼっちも知っている
あの小さな暗い小部屋には
寂しさだけしか残らない
ひらひらりと
最後の葉が目の前で舞ったら
きっと会えるんでしょう?
会いたい人に―\・・・・・・・・・
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