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秋桜
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作詞 run |
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あたり一面に広がった
秋桜(コスモス)がきれいすぎて
アナタの言葉なんて
アタシには聞こえなかったよ
これが最後の時だって思えても
アタシはアナタを
信じたくなかったよ
「もう、そろそろだね」とアタシが言うと
「早く咲いたらイイナ」とアナタはきまって言ってた
秋桜が咲くころにはあたしたち いっしょに
またひとつ大人になっているのかなって
ちょっと期待したりして
ほんとはまるで秋の風が
アタシのすぐ傍の大事なものを
静かにどこかへとばされるように
アナタは秋桜と一緒に散って散って散っていったのね
たしかにキレイだった
アナタとみる秋桜は
ひとりになってきづいたの
あたしはこんなにも
ちっぽけだって
コスモス畑のなかで
大きく深呼吸した
あなたとふたり
コスモスを見に行った
あの日がなつかしい
コスモスはあたしたちふたりを
さいごまで見送ってくれた
少しあったかいお花
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