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嘘吐き
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作詞 茅都 |
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嘘吐きと、罵倒してくれたのなら、どんなに楽だっただろう……
いつも彼方の顔色を窺って、理想を裏切らないようにと努めていた
分かってるよ? もうコレは恋じゃないんだって事くらい
一緒にいたって、お互い楽しくなんか無いんだってこと
だけど、彼方は隣で笑ってくれていたから
優しく手を握ってくれていたから
ずるいってことも、分かってる
でも、その温もりを離したくなかった
ねぇ、言って?
嘘吐きと言って
そうじゃないと、私からその手を離す事は出来ないから
その優しさに甘えてしまうから
ねぇ、離して?
その手を離して
いつでも彼方に甘えてしまう、そんな女になりたくないから
ずるい女にだけはなりたくないから
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