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寒空
作詞 Read
造られたような青い空
すがすがしさのかけらもない
ふたを開ければ灰の空
俺はなんとなくうなずいた

今までもらった宝は
本当に価値がありすぎて
痛みも冷たさも
微塵も感じさせなくて

雲にかくれた太陽は
「そんなんでいいの?」とぼんやり光った

空から降る粉雪が場違いに舞ってる
風に吹かれ白の雪が静かにとけてく

二人歩いた教会の道
ふらふらとさまよった右手
いつも二つの足跡も
今日は、今日だけひとつだけ

中にもはしゃぐ君はいなく
ひとりじゃとても暗すぎて
握るもののない手は
ひとりじゃとても寒すぎて

今まで信じなかった神も
今日からは信じることにするよ 君のように

空から降る粉雪が場違いに舞ってる
何もない空間に深く冷たく積もる

開いたドアから子供みたいな人が
入ってきてつぶやいた
「…一人じゃ寒いよ」
壊れそうな顔に素直になることにしたよ
ごめんって二人一緒につぶやいた
君は陽だまりみたく笑った

空から降る粉雪はいつの間にかやみ
ふさぐ物なく太陽は冷たい心とかす

支えあう俺たちに陽は優しく微笑む

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 寒空
公開日 2005/10/05
ジャンル ポップス
カテゴリ 恋愛
コメント はじめまして。一応曲もあるんですけど…歌詞に散りばめた(はずの)意味をわかっていただければ幸いです。
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