|
|
|
お化粧しましょう
|
作詞 霧闇 |
|
大好きな君が 目前で手首にナイフを
そのまま切り刻むのかい?
6mm強 刻み込んで
死が君の為の 最後の救いであるのなら
止めたりはしないよサヨナラ
喪失感はそう君を
救えぬ僕に課せられた
最悪の罰なのだろう だけどね君の死体が
気味悪がられたりするの 我慢できないだろうから
お化粧しましょう 美しい白に浮く
痛い赤を 隠さなきゃ
溢れ出す赤を 飲み込んだら ああ 何故
生きてる味 生きてた味
雫が落ちる
化粧が落ちる
気味悪がられる そんなのは僕だけでいいよ
死んでまで開放されぬ
そんなの悲しすぎるから
最悪の罰に殺られそう だけど罰は受けるもの
君の血に塗れて僕は 病院へ向かう道を
血まみれの僕を 吐き気の顔で見てる
大丈夫だ 大丈夫だ
君の体冷(たいおん)が 罰から 今だけ ああ
僕を助け 守っている
お化粧しましょう 美しい白に浮く
痛い赤を 隠さなきゃ
溢れ出す赤を 飲み込んだら ああ 何故
生きてる味 生きてた味
君を殺した
それは何?ねえ
世界?人々?
ちがうね、そうだ
止めることさえしなかった
この僕だね ああ知ってた
お化粧しましょう 汚い腕に浮く
黒い赤を 隠さなきゃ
溢れ出す赤を 飲み込んだら 吐き気が
殺した味 殺した味
向こうで君に
会えたら今度
白い心で
愛せたらいい
|
|
|