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ナイフ
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作詞 星澄 |
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冷たい金属音が鳴る 午前二時 一人の部屋
開いた小さな画面の文字が
音よりは 温かであって欲しい
朝も昼も夜も 独りの気分で 笑ってた
賑わう人の群れも 遠くて
アタシの声なんて届いちゃいない
願うよりも 願われる人でいたかった
俯くよりも 前を向ける人でいたかった
こんな自分になったのは 明らかに自分の所為で
なんにも言えずに ナイフを取り出した
気がついたら今日も 殻の中で 眠ってた
空っぽすぎて失くすモンさえない
あるって言うんなら教えてよ
通り過ぎる人は 皆 必死に何かを見ていて
欠けちゃってた思考に 涙だけ湧いてきた
こんなアタシじゃ 生きてる意味なんて見つからない
死んじゃうよりも 生きてく人でいたかった
絶望よりも 希望見れる人でいたかった
こんな自分になったのは
明らかに自分の所為だけど
本当に本当は ずっと変わって生きていきたくて
こんな自分になったのは
明らかに自分の所為だけど
ナイフじゃなくて 救われる道を 見つけたかった
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