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君と僕の天秤
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作詞 春影 |
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キミを失う痛みを知って
深く深くこの胸に僕は突き刺す現実を
「君と僕は天秤みたいだね。」って
笑いあいながら話していたあの日
そうさ、たった今気付いたんだ
天秤である悲しみに
君と僕のバランスが取れなくなって
傾いたら修正は効かないまま全てがリセットされてしまうんだね
あの日、君は僕にこう言ったね
「失敗して何もかも失ってから見える現実もあるでしょ?」って
それは確かに君の言う通りだけど
僕にはそんな現実よりも
君が僕の隣で微笑んでいてくれる
そんな現実(リアル)が幸せだったんだ
そして、あの日から僕は悲しみを秤の上に
一つずつ積み上げていくんだ
嗚呼、未だに傾いたままの天秤の間を
涼しげな秋の風が吹き抜けてく・・・。
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