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終わりの唄
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作詞 四月一日 |
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月の色が消えていった
欲望がひしめくこの世界
膨らんでは押し合うから
いつの日かきっと壊れるんだと
肩を寄せ合っては暗い路地に隠れ
「誰か救えないかな」って嘆くキミの涙
空の色が消えていった
人間がうごめくこの世界
響いたのは何の音だ?
闇色の空気 舞い降りてきた
神の裁きだったら先に希望が見えた
武器を振りかざしてる人は神じゃないさ
白と黒の景色が生命の炎に染まり
「何も出来なかったね」って笑うキミの涙
箱舟を待っても
迎えに来なくて
赤の世界でやっと気づいた
僕は間違ってた キミは知ってたのに
「僕もヒトなんだね」って閉じた目から涙
月が光り 空が生きる
新しい世界が始まった
芽生えていく生命が ほら
誰かの涙に濡れて育つ
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