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アンカー
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作詞 サブマリン |
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渇いたピストルの音で
僕は走りだした 誰の為でも無い道を
目隠しをされた僕は ひたすら前を向いて走った
それが後ろだという事も気付かずに
やがて疲れた僕に袋小路が現れ 僕は途方に暮れる
声が聴こえる 君の声が
僕を呼んでる未来の声が
襷(たすき)を受け取ったランナーのように
声のする方へ 目掛けて走り続けてゆけ
耳に残る声援を追い風に
過去の自分を追い越して
先に待つ未来の僕に
この襷(たすき)を
自らを傷付けたキズは
見るたび思い出す 転んだあの日の悔しさも
一体 何が正しくて 何が間違いなのか?
「それが遠回りでも 後でそれは近道になる。」
やがて光を浴びて 振り返ったなら
包まれてた優しさに気付くだろう
僕を見守る 人のぬくもりを
声が甦る 君の声が
繰り返す出会い別れを受け入れながら
いつか流した涙も 今ならば光に変わる
言えなかった言葉を君に
抱えていた想いを今
遠い遠い君へ 届く
「ありがとう。」
「はじめまして」「おはよう」「また明日」
「おやすみ」「さようなら」「元気で」
出会えた事に ありがとう
「ありがとう…。」
襷(たすき)を受け取ったランナーのように
声のする方へ 目掛けて走り続けてゆけ
襷(たすき)を受け取ったランナーになって
声のする方へ 目掛けて走り続けてゆけ
耳に残る声援を追い風に
過去の自分を追い越して
先に待つアンカーの僕に
寂しさも 残像も 名残もすべて
託してつなぐ オリジナルの襷(たすき)を
汗臭いけど懐かしい香りのする この襷(たすき)を
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