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鳥籠
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作詞 腑浦 類 |
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ふと見つめたあの空で僕はあの鳥を見つけた
白い羽 蒼に溶けそうなくらい自然に混じって綺麗だった
とても綺麗すぎて 僕には眩しかった
とても憎らしくて 僕は鳥に牙を剥いた
見えるだろ穢れきったこの僕の姿が
黒に塗れて人に流されてる この僕が
ショーウィンドウのような人口美化を止め続け
今、手を濡らしたのは鮮血の刃
足に付けたのは僕との絆 消してはならない
白い糸 君に不似合いで飾りにしては悪いようだ
とても苦しがって 僕は満足だった
とても似ていた 僕と今の君は
見えているかつながれた君の姿を
僕の穢れで拘束された君 そして僕が
もう飛べない君苦しくもがく君を見続ける
今、僕の頬は流水の灘
似すぎていたのが間違いだったの
ワタシは可哀想なの
この鳥のように
見えるだろ穢れきったこの僕の姿が
黒に塗れて人に流されてる この僕が
ショーウィンドウのような人口美化を止め続け
今、手を濡らしたのは鮮血の刃
見えただろう昔の目線でこの世界中が
足の枷は外したのよ あなただけはもう自由
ワタシの素を隠すために覆った掌 仮面とも呼べよう
それを照らしたのは後悔の空
さぁ飛んで 私のぶんまで
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