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月のうた
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作詞 さよこ |
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孤独を忌み嫌う人を慰む
私も孤独が嫌いなのかもしれない
縋り付いて泣いて助けを求め
それでも私は居場所があるのかもしれない
見え透いた嘘だわなんて吐き捨てて
幸せのその後を見て怯えてるだけかもしれない
浮かんだ月に手を伸ばして
指先までピンとはって
それでも届くはずのない夢の姿
輪郭さえもなぞる事が出来なくて
崩れ落ちそうな細い道の上で
安楽を求めて寝転ぶような
そんな無様な
だから私は
痛みでできた針と憎しみで紡いだ糸で
鮮やかな金を縫い合わせ月をつくりあげて
ただ軽やかな気持ちが欠片もなくて
水鏡の表\情を歪ませ吸い込まれていくのを見てた
消え行く月に腕を伸ばして
悲痛な顔ばかり浮かべて
それでも届かなかった夢の痕
必死で取り戻そうと足掻いていました
消してしまえばいいものを
消してしまえばいいものを
なくしてしまえばいいものを
忘れてしまえばいいものを
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