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忘れられたネバーランド
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作詞 その5 |
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空に一番近い場所
そこは出来損ないのネバーランド
立ち止まる足音はなく
ただ待ち続ける笑顔だけ
夢を持った誰かが
似せて作った楽園
お金儲けなんかじゃない
夢をそこで売ってたんだ
たとえ人がたくさん来なくたって
笑顔の人形は夢を売り続け
もう誰も座らないベンチには
ハトが1羽夢を見るだけ
夜の闇にも消されない場所
そこは電気仕掛けのネバーランド
いつかあった笑い声もなく
ただ待ち続ける過去だけ
夢をもらった子供も
一人も帰らぬ楽園
時間の流れがそこだけ違う
色も全てセピアに染まって
もしもこのまま誰も来なくたって
笑顔の人形は笑みを振り続け
動きたくても動けないパンダは
終わりが来るのをじっと待ってる
偽物でもかつての夢の場所
そこにもう影が訪れることもなく
笑顔の人形が笑っているだけ
終わりが来るのをじっと待ってる
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