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そら
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作詞 HIDEYA |
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何かが終わり何かが始まっている
僕には何かが始まったのだろうか?
一人きりになり自分を責めていた
何も無いことに苛立ちを重ねた
共に笑い戦った君は息を引き取った
僕は悔しかった でも何も出来ずに
ただ立ち尽くしているだけだった
もう君の笑顔に 癒されることも無い
空を見上げれば 少しだけ自分が落ち着いた
でも前を見るのが怖くなった
孤独から逃げることは出来なかった
何もかも失った今 僕はそれに気づいた
悔やんだら悔やんだだけ強くなれる
そう当たり前のように思っていた
けれども僕は悔やみっぱなしで
何もが絶望にしか見えなかった
苦しくて苦しくて辿り着いた先も
前と同じように 闇が広がっていた
誰も僕を救うことは出来ない
そう気づいていたよ 僕だって救えないから
空を見上げれば 君の笑顔に出逢えた気がした
何故かそれだけで嬉しかった
君がいなくても僕は生きていける
それだけが僕に出来る 君への餞の言葉
もし君と空で出逢えたならば 僕は何を話すのだろう?
もし幸せになれるならば どんな言葉を贈るのだろう?
もし夢で逢えるならば どんな笑顔をくれるのだろう?
もし笑えるとすれば 僕が強くなった証拠なんだね
君とお別れをして 君の棺の前で泣いて
もう誰も愛さないと誓ったあの頃
ただ弱かっただけなんだと 自分に言い聞かせたよ
今は一人でも生きていけると思った
もうあの頃の僕じゃないから・・・
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