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街路樹
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作詞 寮佳 |
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別に行き場なんてありはしないけど
行きたい場所もないのだけど
僕はただ 歩いているだけでよかった
歩を進めるたびに涙が流れてくる
キミはもう僕の元にはいないから
キミの立ち去る後ろ姿を忘れられないから
この続く街路樹に僕は励まされてるの?
どこまで続くのかわからない この街路樹
この続く街路樹に僕は何を求めるのか?
この街路樹が終わるころ消えるのか? 僕の悲しみ
別に何か特別なコトなんて望んでなかった
キミと肩を並べてこの街路樹を歩きたかった
だけど結局 僕は一人でここを歩いている
歩を進めては立ち止まってみる キミを思い出す
ちょうどこの辺りだったかな たしか・・・
キミから別れを告げられた場所は 間違いない・・・
この最後の街路樹がキミとの待ち合わせだった
近くの本屋からいつもデートは始まった
この最後の街路樹がキミとの最後の思い出だった
キミの涙と後ろ姿 僕の強がりな態度
この街路樹が・・・キミと僕の最後を見届けてくれた
この街路樹が・・・僕の涙を抑えてくれた
懐かしい昔話さ・・・
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