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ピアノ
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作詞 一就 |
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古い校舎の音楽室に
白いホコリをかぶったピアノ
重くなったようで開けるのに苦労
だけど音は 前のまま
椅子に腰掛けるとあの日を思い出す
好きな子と一緒に 連弾をしたっけ
間違えてばかりいた僕だけど
君は笑って 励ましてくれた
行き交う音 僕の想い
ずっと前のものだけど
忘れてはいない 忘れたくはない
ピアノで奏でた 僕等の夢は
遠く離れていても聞こえるよ
2人で作った 2人だけの曲に
僕が名付けた 「最後まで」
別々の道を 行くことになったのは
意外に急で 立ち直れなかった
君はいつもの笑顔で去った
僕はまだここで君を待ってる…
行き交う人 僕の想い
今流れているけど
そんなんじゃない そんなんで終わりたくない
ピアノで奏でた 僕等の夢は
遠く離れていても聞こえるよ
壊れそうで 恋われそうで
僕は奏でた 「最後まで」
ふと現実に戻った ホコリだらけのピアノ
音は綺麗に部屋に響く
かけがえのないもの 誰もが持ってるもの
今この胸に描いていくよ
だから 心配いらないよ
ピアノで奏でた 僕の夢を
遠く離れている君にさずける
一直線な この想いは
壁に当たろうが 進んでいく
今はもうすでに 君はいない
知っているけど認めたくはない
背中に君の 温かさを感じて
今日を明日をずっと生きていく
覚えているよ 「最後まで」
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