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宝
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作詞 @組 |
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笑って【仕方がない】と言ってた
あなたの頬には一筋の涙が伝ってた
大切にしてた宝箱は 水に浸かり
中の宝石は水浸しでもう使えない
長い時間をかけて一つずつ集めた 大事な宝石
一つ一つにそれぞれの想い出
すっかり変わり果てたその姿
全て流れてしまった人もいる
全部残った人もいる
だけど【流れてしまった方が良かった】、そう答えた
だって残った宝石は使えないから
たくさん想い出がつまってるのに手放さないといけないから
無いなら諦めがつくでしょう?
自分で手放したモノは後を引くから
手放したくない・・・でも使えない
仕方がないんだけど どうしようもないんだけど
みんなが同じなんだけど どうしてウチなの?
何でここなの?分からない
仕方がないけど許せない
この気持ちは何処へぶつければいい?
みんなの声が聞こえてくるよ
好奇心いっぱいにインタビューする
偽善者ぶって痛いところをついてくる
涙ぐんだお婆ちゃんにしつこく質問
見ているこっちが嫌になる
苦しくて張り裂けそうな心で頑張ってる人には
優しくしてあげよう?
余生はのんびり過ごしたいと思ってた
そんなときにこんな事
1人にしてあげてよう・・・
大切なモノを失った人に部外者が首をつっこんではいけない
きっとそうなんだよ そう思った
笑って【仕方がない】と言ってた
あなたの頬には一筋の涙が伝ってた
その涙には どんな思いがどれほど詰まっているんだろうね
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