|
|
|
いつかの瞬き
|
作詞 ―\RUNA→ |
|
瞼の裏に焼きついた眩しさを
ひとつずつ集めたならそれは優しい涙になる
あなたがすくってくれると期待したその雫は
誰にも触れられないまま鈍い音をたてた
指の間 すり抜けて
「きっとすきだろう」と 「ずっとすきだろう」と
ため息にこぼれた変わらない想いを
強がって並べた言い訳と嘘を
もしもぜんぶ あなたに届けることができれば
時計の針に染み付いた歯痒さを
少しずつ取り除けば新しい季節が始まる
色褪せたカレンダーにも確かに記されている
あの日は歪みながらまたやってくるんだ
いつのまにか こじれてた
毒のある言葉も 棘のある視線も
両耳を塞がず耐えられるくらいに
つまさきを見ないで飛び越せるほどに
もしもぜんぶ うまく受け止めることができれば
今はただ 祈るだけ
進めない明日へ 踏み出した昨日へ
同じ速さで訪れる今日の夜明けを
二人重なった一瞬の日々を
もしもいつか あなたと微笑むことができれば
そっと目を閉じることができれば
|
|
|