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硝子細工の景色
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作詞 黒亞ナナ |
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儚い夢は まるで硝子細工の様で
あなたと見る景色 あなたのいる景色
夢から覚めた瞬間に 消え去ってしまうから
綺麗な硝子が 落とした瞬間 砕け散るように
砂時計を幾つも壊したところで 過ぎ去った時間(とき)はもう戻らない
何度も涙を流しても この悲しさや寂しさは
まるで心に根を張ったようで 涙と一緒に流れてはくれないの?
「運命の赤い糸」なんて信じてなかった
そんな細くて 脆い絆でなんて繋がれたくないと思った
だけど今では そんなものにさえ憧れてる
貴女となら そんなものでも繋がれたかったと思うの
それが何よりも強く繋いでくれると信じてみたい
変わらない空を見つめたところで 行き場の無い想いは住み着いたまま
何処に行けば良い? そんな想いが孤独を呼ぶから
まるでこの世界に一人ぼっちになったみたいに寂しいの?
愛すれば愛するほど苦しくて 悲しみの雨は降り続くけど
だからきっと強く優しくなれるはず
心の痛みが分かるから
夢の中であなたといるあたしは 前より優しくなれたかな?
流れてしまった時間はもう戻らないけど
あなたとの思い出だけは 今でも暖かいから
今はもう 硝子細工の景色にしかあなたの影は見れないけど
目覚めた瞳に映る朝日は いつもより輝いてるよ
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