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銀色の狂喜
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作詞 レーラ |
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噴き散るのは
赤い夢
白い喉に
細い脈
ねぇ 誘っているの?
走りぬけば
脚は飛び
覆ったなら
腕は裂け
ねぇ 泣いているの?
こじれた記憶にはさまれて
あなたは自分を責めつづけ
それでもわが身が可愛くて
私はあなたを蹴り倒す
銀色の武器で貫いて
笑顔で送ってあげるから
さあ 一緒に笑ってよ
残す物は
屍で
足音さえ
消えてゆく
ねぇ 甘えていない?
ガラスになり
壊れてく
灰となって
すべりゆく
ねぇ 流れていない?
何度も形を変えていき
私はあなたを抱きしめる
だけども口付けはしないの
錆びつく体に喜ぶの
蒼くて冷たい水のなか
静かに沈めてあげるから
もう 見つからないように
手にした凶器は止まらない
銀色の狂喜撒き散らす
そう 私は幸せよ
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