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偏った美術展覧会。
作詞 小豆丸
此処は一般人じゃ到底わかりはしない美的感覚が味わえます。

なんてDMが来た。
どういうことでしょう。

実際にいく。
ほの暗い商店街の裏通り。
骨董店に[偏った美術展]なんて張り紙がしてある。

中へ入ればたくさんの人。人。人。

全てが[展示品]。

人権なんてお構\いなし。

[展示品]がこっちを見る。

にやっと哂ってカッタァで其々の首なんぞを切る。

赤い血が流れ、闇の中にまるでビロードの様に広がる。

美しい。

きっと是が[偏って]いるんだろう。

いいさ。それでも。

後ろ指差されようが何されようが、是が気に入った。

[主催者]が現れる。
「当展示会は販売も行っております。」なんて云う。

じゃぁ、此の手首を切ったフランス人形をください。

真っ赤なドレスに似合う真っ赤な血。

お買い上げ。

人権?そんなの此処には置いてありません。

其は何故かって?

此処には人権を無視されたものしかご招待しないからですよ・・・

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歌詞タイトル 偏った美術展覧会。
公開日 2005/09/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント ボディカッター。人身売買。それをテーマにしました。
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