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去年の暑い夏
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| 作詞 ●○かほちゃん○● |
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＿＿＿＿去年の夏
私は 1番大切なものを失くした＿＿＿＿
君と別れて 1年が過ぎ
また 暑い夏が来た。
あの日 私等は花火大会に行った。
いつもだったら、一緒に騒いでくれるのに
今日の君は 何だか変だった。
「どうしたの？」って聞くと
「何でもねぇーよ」って笑顔で言った。
気のせいかもしれないけど 無理した笑顔だった。
でも、その後は
いつもみたいに 一緒に騒いだ。
金魚もすくったし、リンゴ飴も食べた。
花火大会の帰り道
「楽しかったねぇ」って言ったら
「うん」って 素っ気無い返事。
しばらくの沈黙
そして君は真剣な顔で
「別れよう。」
突然の言葉に 声が出なかった。
代わりに 涙が出た。
たくさん たくさん 涙が出た。
「他に好きなコできたんだ。勝手だけど ごめんな。」
そして君は 走り去って行った。
他に好きなコができたんなら しょうがない
とは 私は思えない。
私じゃない 誰かが
君に愛され、君に触れる。
悔しくて 涙が出た。
あれから1年が過ぎ 私にも君じゃない彼氏がいる。
でも ココロのどっかでは
あんな自分勝手だった君を忘れられない私がいる。
去年と同じ 暑い夏の日
あの日 あの夏
思い出すと 涙が溢れる
＿＿＿＿去年の夏
君という 1番大切なモノを失くした＿＿＿＿
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