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風鈴
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作詞 important zero |
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教室の中 一番後ろの窓
夕焼けの陽は一番遠い所で沈む
いつかの君の席は横隣の列
決まってもらう給食のパンを
部室で少しずつ食べたあの冬の午後
思い出していたらふと、窓に映った
夕焼けに染まる思い出の雫
やっぱりダメなのかなぁ
あの時二人は幸せだった? 今なら胸張って言えるの?
静かすぎて開いた窓から
微か聞こえた風の音色はきっと
僕を捜してる
鞄を背負って 壁に在る紙を眺めて
窓閉め、ドアを閉めて 一番最後の門を出て行く
坂を降りたその先の橋を見つけて駆け出した
君と待ち合わせしていたあの日の帰り
思い出して駆け出していく想い
やっぱりダメだったのかなぁ
あの時僕は何を知ってた? 今も知らない事があるの?
波打つ橋の下眺め 微か震えた僕の足下はきっと
君を捜してる
輝く流れに架かる一本のこの橋は
あの頃の僕らをそっと春風で包んだ
今は吹かない風だと知り
僕は風鈴に手を触れた
その時、確かな音の違いに僕は
それを受け入れようと
必死に 必死にがんばってみたのに
やっぱりダメなのかなぁ
あの時二人は幸せだった? 今なら胸張って言えるの?
静かすぎて開いた窓から 微か聞こえた風の音色はきっと僕を捜してる
やっぱりダメだったのかなぁ
あの時僕は何を知ってた? 今も知らない事があるの?
波打つ橋の心 君にはきっと伝えた
僕の明日はきっと君を捜してる
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