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光の先は・・・
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作詞 マフラー |
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酔いの覚めない僕を太陽は容赦なく照らす
ふらつく足と惚けた頭を覚ますため冷や水をかぶる
冷やされた細胞が活動を始め出す
やっと一日が始まった 今日も漂う空気は同じ匂い
ありふれた日常の中にあの光が見えてしまったから
馬鹿みたいに手を伸ばしても届かないもどかしさ
君がいつか言ってた夢の世界の中の光かもね
無駄な思考を重ねたせいか 限界を感じてしまった
大人達が忙しそうに討論してる 君はテレビを睨みつけながら独り言
僕は興味なかったからいつものように酒を流し込む
雲に隠れていた月が顔を見せたから雨が止んだって気付いた
君の言ってた夢の世界一度は行ってみたいよね 言ったら無視された
ありふれた日常があの日から変わってしまったから
毎日毎日手を伸ばしては自分を苦しめてしまう
君がいつも見とれていた夜空はもう帰ってこないのかもね
だって僕の日常はあの日から日常でなくなったから
手を絡めて離してみて もう一度君の手を握れたら何か変わってたのかな
限界かな でも僕にはあの光の先が見えたような気がした
夢の中のようで夢じゃない日々を過ごしてきた
あんな光に夢中になってたせいで全部失った
君が言ってた夢の世界もあの光の先も見えたような気がした
光の先は…君がいない絶望
夢の中のようで夢じゃなかったあの日常はもう戻らないんだよね
それが分かっただけでも良かったとしよう
だから明日からはちょっと背伸びして歩くよ
もしかしたら光の先でもう一度君と会えるかもしれないから
うん。ちょっと元気でたかも。さぁ、行こうか。
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