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Peaceアロマ
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| 作詞 YAーYO |
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二人しかいない公園で
無意識のうちに取り出した僕のタバコ
それを見た君は目を輝かせ
「私このタバコ大好き」と
二人の距離を 一気に縮めて近づいてきたんだ
いい気になった僕は
まだ覚えたばっかのタバコに火をつけ
ため息混じりに煙を夜空に吐き捨てた
「このニオイが好きなの」と
僕の吐いた煙を 君の目が追っていった
これでようやく話題ができたな 静かな煙と共に空気を吸い込んで
じゃあ聞こう 「なんで好きなの？」
その答えは 僕に聞いた事を後悔させた
僕が何でこんな時間に呼び出したかなんて知らないくせに 考えもしないくせに
その言葉は無しだろう まだ浸らせてくれよ
なんでこんなタバコを選んだのかと思い返しても 思い出せなかった
明らかに落ち込む僕に
君は不安そうな顔で僕の顔を見ている
そんな顔したって今の僕は何も感じない
吐いた煙が目にしみて
君に涙と勘違いされそうだったから よそ見をした
なんであんな事聞いたんだっけ やっぱ苦し紛れな言葉はロクなもんじゃない
じゃあ聞こう 「今も好きなの？」
君は迷わず でも不思議そうに好きだよと深くうなずいた
きっと勘違いしているな 絶対そうに違いない 勘違いしていてくれ
僕が聞いたのはタバコの事じゃなくて
君が言った 僕と同じタバコを吸う「好きだった人」の事だったんだけど
君がこのタバコを好きな理由なんて もうどっかいっていた
その今も好きなのは タバコなのかその人なのか
もう一回聞きなおすのもダサいから
「僕もこの匂いが好きなんだ」と 改めて
君に聞こえるよう ワザとらしく言ってみたりした
するとある決意が浮かんできた 「もうタバコなんて辞めてやる」
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