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あいいろ
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作詞 けちゃ |
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このうたをなみだのないひとに
うなだれた小さな少女 瞳は黒く暗い哀色
握りしめた小さな鈴 地を踏みしめる足
ある朝旅の男が 少女の前でギターを弾いた
もの悲しいうたに 故郷の思い出をのせた
少女はギターと共に 歌った
もの悲しいうたに 母の声を思い出した
少女は鈴を旅人に捧げた 旅人は痛い深い笑顔を少女に向けた
手を振る旅人の背中と 夕日が沈むとき
少女は泣いた
声をあげ泣いた 自らの涙が傷を癒した
澄み渡った心の表\面に 旅人の笑顔がうつる
このうたをげんきになるひとに
少女は歌う母の子守歌 忘れていた暖かな
今日も生きるため 小さな足は地を蹴り駆ける
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