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誕生日
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作詞 一就 |
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外は土砂降り 部屋の中は暗い
風が強くなり僕は部屋の隅にいる
テレビの天気予\報 「今日は晴れる」
泣き出しそうになるくらい寂しい夜
窓に吹き続ける風雨
家の軋む音
にわかに聞こえる笑い声
今の僕に翼だとか
希望を持たせたりはしないで
1人でいたい 誰にも関わりたくはない
どこか遠くこのまま
ゆらり旅に出てみたい
悲しくなるその顔に
誰も呼び止めてはくれはしない
駅前のケーキ屋で買ってきたショートケーキ
食器棚の引き出しの奥にあるロウソ\ク
部屋の電気を少しの間消して
1人でバースディパーティ開いてるんだ
どうにもならないくらい寂しい
この孤独は越えられはしない
誰かそばに来て欲しい…
今の僕に孤独とか
失望を持たせたりはしないで
誰かといたい 誰かの温かさに触れたい
どうか近くに来てよ
闇に引きずり込まれる前に
選ばれたり褒められたり
そんな日が来るのをずっと信じる
誕生日ケーキをテーブルの真ん中に
1人ローソ\クの火を吹き消すけど
今の僕の背中の
生まれ変わるための翼で
大空を自由に羽ばたいていたい
誰かと手を繋いで
果てしないあの未来へ
僕は今日生まれ変わる
明日からはもう違う僕さ
部屋にチャイムが響く
誰か来ただろう
君の声がする
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