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死神アドバイザー。
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作詞 レイキ ハルナ |
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電池の切れた携帯の
黒い画面に映っている
自分の顔を見下ろす
またイライラしてるんだろう?
相当怖い顔してる
部屋を見渡してみなよ
そろそろこういう
非生産的な
八つ当たりはやめなよ
いいかげんにしないとさ
いつか
"対象物"が"対象者"にならないうちに
そう、いつもさ
テレビに出たくも無いのに
出ちゃってるあの子たち
そういう子に同情してる
そう、いつもさ
悪役サイドが好きで
悪に染まる理由を
あれこれ思案してる
それが何でだか分かってる?
そう、自分を正当化したいんだろう?
許されたいんだろう?
こんな自分でも
此処で生きていても良いんだって
誰かに言って欲しいんだろう?
こんなんでもやっていけるって信じたいんだろう?
ならあがいてみるがいいさ
頑張ってみればいい
それをただ俺は見届けてやろう
その壊れたCDケースに映った
本物のお前が
此処でどう生きていくか
最後まで見ててやろう
それで最後には
俺が笑うかどうか
賭けてみればいい
いいかげんにしないとさ
いつか
ワイドショーとかで特集組まれちゃう前に
まあ適当に頑張ってみればいい
フツウな毎日送ってさ
それを俺は見届けてやるから
その夜の窓に映った
本物のお前が
此処でどう生き抜くか
最後まで見ててやろう
それで最後には
そこから飛び降りたりしたら
俺が思いっきり笑ってやるよ
そう、笑い飛ばして
もう二度と
人間にアドバイスなんてしないだろう
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