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銀の猫
作詞 天川 蒼哉
永遠を生きる 銀の猫

いつしか猫は 周りの人から恐れられていた

理由は無かった 普通と違う ただそれだけで



泥まみれ ゴミの匂いに侵されてった 自慢の毛並み
果てなく続いた 異物払い
悲しみに満ちてった 二つの瞳

街はずれ 少年が猫を見つけた時 涙が落ちた
骨は浮き出て 毛並みは荒れて
まるで心の無い 汚れた猫


あぁ 誰のせいなんだ 
必死にゴミをあさる猫を 汚れ無き手が
そっと 優しく包んで 抱きしめる


傷ついていた 銀の猫

包まれた 初めての優しさの心と匂い

抵抗は無かった 嬉しかった もう ただそれだけで

心に温もりが感じれた


それからは ずっと二人で暮らして 楽しい時を作ってった
野原で遊んで 一緒に眠って
幸せに満ちていた 二つの命

そんな中 少年は限りある命 寿命が訪れた
雪の日に 暖かい部屋で
冷たくなっていった 一つの命


あぁ どうか行かないで
必死に通じぬ声を上げる猫を か細い手が
最後に 優しく包んで 抱きしめる


不思議とその顔は 微笑んで

「幸せだった」と 嬉しそうな声で撫でてくれた

力が無かった その声には もう 終わりを告げるようで

拒むために 力の限り鳴いたんだ



愛しい人の最後の声を心に刻んだ 銀の猫
「普通とは違う君だけど 愛する心は普通と何も変わらない

逃げないで 怖がらないで 全てを愛して生きて欲しい」



永遠を生きる 銀の猫

月日が経って 周りの人から愛されている

全てを愛した その行いに 今 呼ばれる名前は

―\幸せを呼ぶ銀の猫ー



見ていますか 愛しい人よ

貴方との 出会いが無ければ今の私はいないでしょう

全てを愛せる その事を 私は あの時気付く事が出来ました


見つけた温もりを ギュッと離さずに 

銀の猫は これからも 歩いて生く

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 銀の猫
公開日 2005/08/22
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 何かを傷つけるのは人だけど救うのもまた人。他人と何かが違ってても心の純粋な所は何も変わらない。誰かと別れてもその人から貰った物を誇りにして行こう。そんな思いがこの歌詞に込められています。ヤベ足りな
天川 蒼哉さんの情報
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